セレナ C26 前期 後期 違いとグレード選びのポイント
セレナ C26 は、ファミリー向けミニバンとして高い人気を誇る車種であり、多くのユーザーが「前期型と後期型の違い」を気にしています。特に 「後期型はいつからですか?」 や 「テールランプ 前期後期 違い」 など、デザインや機能の変化を知りたい方も多いでしょう。
この記事では、セレナ C26 の 「前期型のグレードは?」 から 「最上級グレードは?」 まで、各モデルの特徴や装備の違いを詳しく解説します。また、燃費性能にも注目し 「リッター何キロ?」 なのか、どの年式が狙い目なのか 「何年式ですか?」 や 「何年落ちがおすすめ?」 といった疑問にも答えます。
さらに、中古市場での人気グレードや価格が安くなる理由にも触れ、「中古が安い理由は何ですか?」 についても詳しく説明します。加えて、隠れた便利機能として知られる 「隠し設定」 や、実際に乗っているユーザーの 「乗ってる人の口コミ・感想レビュー」 も紹介。
セレナ C26 を購入しようと考えている方や、前期後期の違いを比較したい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
- セレナ C26 後期型はいつから?販売期間を解説
- セレナ C26 前期型のグレード一覧と特徴
- セレナ C26 最上級グレードは?装備の違いを比較
- セレナ C26 一番人気なグレードは?購入者の傾向
- セレナ C26 前期後期のテールランプの違いを比較
- セレナ C26 はリッター何キロ?燃費性能をチェック
セレナ C26 後期型はいつから?販売期間を解説
セレナ C26 の後期型は 2013年12月 に登場しました。販売期間は 2013年12月から2016年8月 までとなっており、その間にいくつかの改良が施されています。
一方、前期型は 2010年11月から2013年11月 まで販売されており、3年後にマイナーチェンジが実施されました。このマイナーチェンジにより、後期型ではフロントデザインの変更や安全装備の追加など、より現代的な仕様へと進化しています。
後期型の特徴としては、Vモーショングリルのデザインがシャープになったことや、ヘッドライトが上下二段構造に変わった点が挙げられます。また、安全性能の向上も大きなポイントで、エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)やLDW(車線逸脱警報)が新たに搭載されました。
これらの変更により、後期型はより安全性が高く、デザイン面でも洗練されたモデルとなっています。もし中古車を選ぶ際に最新の機能を重視するのであれば、後期型を選ぶのがおすすめです。
セレナ C26 前期型のグレード一覧と特徴
セレナ C26 の前期型(2010年11月~2013年11月)は、さまざまなライフスタイルに対応できるよう、複数のグレードが用意されていました。以下、それぞれのグレードの特徴を紹介します。
1. 20S(ベースグレード)
最もシンプルな仕様で、価格が抑えられているのが特徴です。装備は最低限に抑えられており、エアコンやCDオーディオなど基本的な機能のみが搭載されています。価格重視で選ぶ人に向いています。
2. 20X(スタンダードグレード)
20Sと比較すると、利便性が向上したモデルです。オートエアコンやスマートキーが標準装備され、日常の使い勝手が良くなっています。ファミリーカーとしての快適性を求める場合は、このグレード以上を選ぶと満足度が高くなるでしょう。
3. ハイウェイスター(スポーティグレード)
専用エアロパーツやアルミホイールが装備され、デザインがスタイリッシュになったモデルです。内装も専用デザインが採用され、標準グレードよりも高級感があります。外観のデザインにこだわる人におすすめです。
4. ハイウェイスター S-ハイブリッド(燃費向上モデル)
2012年8月に追加されたモデルで、燃費性能を向上させるためにS-ハイブリッドシステムが採用されています。アイドリングストップ機能やエネルギー回生システムが搭載され、実燃費が向上しました。走行距離が多い人や燃費を重視する人には最適なグレードです。
このように、セレナ C26 前期型にはさまざまなグレードがあり、それぞれの用途やニーズに応じて選ぶことができます。どのグレードを選ぶかによって、デザインや装備が大きく異なるため、購入の際は事前にしっかりとチェックしておくとよいでしょう。
セレナ C26 最上級グレードは?装備の違いを比較
セレナ C26 の最上級グレードは「ハイウェイスター G」です。このグレードは、標準モデルよりも装備が充実しており、より快適にドライブを楽しめる仕様になっています。
ハイウェイスター G の主な装備
・専用エアロパーツ&アルミホイール:外観がよりスポーティで洗練されたデザインに
・高級感のある内装:専用シートやインテリア加飾が施されており、上質な仕上がり
・両側電動スライドドア:ボタンひとつでドアを開閉できるため、小さな子どもがいる家庭にも便利
・クルーズコントロール:高速道路での運転負担を軽減する便利な機能
・S-ハイブリッド搭載:アイドリングストップ機能に加え、燃費性能を向上させるシステムを搭載
他の上位グレードとの違い
「ハイウェイスター G」は、同じハイウェイスター系の「ハイウェイスター S-ハイブリッド」よりも、装備が充実しています。特に、クルーズコントロールや高級感のある内装が標準装備されている点が大きな違いです。
一方で、価格もそれに応じて高くなるため、コストを抑えたい場合は「ハイウェイスター S-ハイブリッド」や「20X」などのグレードを検討するのもよいでしょう。
このように、最上級グレードの「ハイウェイスター G」は、快適性と利便性が充実したモデルです。予算に余裕があり、より上質なセレナ C26 に乗りたい人には特におすすめです。
セレナ C26 一番人気なグレードは?購入者の傾向
セレナ C26 の中で最も人気が高いグレードは 「ハイウェイスター S-ハイブリッド」 です。このグレードは、スポーティなデザインと燃費性能のバランスが取れており、多くのファミリー層から支持されています。
ハイウェイスター S-ハイブリッドが人気の理由
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スタイリッシュなデザイン
ハイウェイスター専用のエアロパーツが装着されており、見た目の高級感が増しています。他のグレードと比べて迫力のあるフロントフェイスが特徴です。 -
燃費性能の向上
S-ハイブリッドシステムを搭載しており、アイドリングストップ機能や回生エネルギーを活用した燃費向上技術が備わっています。一般的なガソリン車に比べて低燃費で維持費が抑えられるため、日常的に使用するファミリー層には魅力的です。 -
充実した装備
両側電動スライドドアや、運転の負担を軽減するクルーズコントロールが標準装備されています。子ども連れの家庭でも乗り降りしやすく、使い勝手の良さが人気の要因になっています。
購入者の傾向
ハイウェイスター S-ハイブリッドを選ぶのは、ファミリー層や燃費を重視するユーザー が多い傾向にあります。ミニバンを選ぶ理由のひとつとして、「家族全員が快適に乗れるかどうか」が重要視されますが、このグレードは広い室内空間と快適なシートアレンジが可能なため、家族旅行や長距離移動にも適しています。
また、中古市場でもハイウェイスター S-ハイブリッドは人気があり、価格が安定しているのも特徴です。価格が比較的高めなものの、その分の満足度が得られるため、多くの購入者がこのグレードを選んでいます。
セレナ C26 前期後期のテールランプの違いを比較
セレナ C26 の前期型と後期型では、テールランプのデザインが変更されており、後期型の方が視認性や高級感が向上しています。
前期型のテールランプの特徴
・全体的にシンプルなデザインで、テールランプの発光部分が小さめ
・赤色がメインで、リアの印象は控えめ
・光り方はL字型を採用しており、落ち着いた印象
後期型のテールランプの特徴
・テールランプがクリア部分を含むデザインになり、モダンな印象に進化
・赤い部分の面積が増え、視認性が向上
・光り方が変わり、リア全体のデザインがより洗練された雰囲気に
デザインの違いによる影響
後期型では、夜間の視認性が向上しているため、安全面でのメリットがあります。また、後期型はより高級感があるデザインになっており、見た目の印象を重視する人にとっては魅力的な変更点と言えます。
中古車市場では、後期型のほうがデザインの洗練度が高いため人気がありますが、その分価格もやや高めに設定されていることが多いです。一方、価格を抑えて購入したい場合は、前期型を選ぶのも選択肢の一つになります。
このように、セレナ C26 のテールランプは前期と後期でデザインが大きく変わっています。視認性や高級感を求めるなら後期型、コストを抑えたいなら前期型と、目的に応じた選び方をするとよいでしょう。
セレナ C26 はリッター何キロ?燃費性能をチェック
セレナ C26 の燃費は、グレードや駆動方式によって異なりますが、JC08モードで14.6km/Lが基準値 となっています。ただし、実際の走行環境では、市街地と高速道路で燃費が変わるため、状況に応じた数値を知っておくことが重要です。
グレード別の燃費性能
セレナ C26 には、通常のガソリンエンジンとS-ハイブリッド(マイルドハイブリッド)があります。燃費性能に大きく影響するポイントなので、それぞれの燃費を比較してみましょう。
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ガソリンモデル(20S・20X・ハイウェイスター)
- FF(前輪駆動):13.8km/L
- 4WD(四輪駆動):12.6km/L
- 市街地走行では10~12km/L程度になることが多く、高速道路では14km/L以上を記録することもあります。
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S-ハイブリッド(ハイウェイスター S-ハイブリッド)
- FF(前輪駆動):16.0km/L
- ハイブリッドシステムの恩恵により、燃費が向上。特にアイドリングストップ機能やエネルギー回生によって、市街地走行時の燃費が良い傾向にあります。
実燃費と燃費向上のコツ
カタログ燃費と実燃費には差がありますが、以下の点に注意することで燃費を向上させることができます。
- 急発進・急加速を避ける
- 適切なタイミングでシフトチェンジする(CVTでもアクセルワークが重要)
- タイヤの空気圧を適正に保つ
- アイドリングストップを活用する
特に、S-ハイブリッドモデルはアイドリングストップの効果が大きいため、ストップ&ゴーが多い都市部では燃費性能を発揮しやすくなっています。
長距離運転が多い場合や燃費を重視するなら「ハイウェイスター S-ハイブリッド」、価格を抑えつつも安定した燃費を求めるなら「20X」などのガソリンモデルが選択肢として適しています。
セレナ C26 前期 後期 違いと中古車選びのコツ
- セレナ C26 何年式がおすすめ?年式ごとの違い
- セレナ C26 は何年落ちが狙い目?価格と性能のバランス
- セレナ C26 の中古が安い理由とは?価格が下がる要因
- セレナ C26 にある隠し設定!便利機能を紹介
- セレナ C26 の欠点とは?注意すべきポイント
- セレナ C26 に乗ってる人の口コミ・感想レビュー
セレナ C26 何年式がおすすめ?年式ごとの違い
セレナ C26 を中古で購入する場合、2013年12月以降の後期型 を選ぶのがおすすめです。後期型は、安全装備の追加やデザインの変更が行われており、より使いやすくなっています。
年式ごとの主な違い
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2010年11月~2013年11月(前期型)
- シンプルなデザインで、基本装備が整っている
- 2012年8月から「S-ハイブリッド」モデルが追加
- 価格が安めの中古車が多い
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2013年12月~2016年8月(後期型)
- フロントデザインが変更され、シャープな印象に
- ヘッドライトが上下二段構造になり、視認性向上
- エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)やLDW(車線逸脱警報)を搭載(2015年11月以降は全グレード標準装備)
- ボディカラーのバリエーションが増え、選択肢が広がった
おすすめの年式は?
・安全装備を重視するなら → 2015年11月以降の後期型
- 全グレードにエマージェンシーブレーキが標準装備され、事故のリスクを軽減できる
- 中古価格が安定しているが、安全性能を考えれば価値は高い
・コストを抑えたいなら → 2012年~2013年の前期型
- S-ハイブリッドが搭載され、燃費性能が向上している
- 装備は後期型に劣るが、その分中古価格が手頃
年式を選ぶ際の注意点
中古車を選ぶ際は、年式だけでなく 走行距離やメンテナンス履歴 も重要です。特に、セレナ C26 は走行距離10万kmを超えるとエンジンやオルタネーター(発電機)などの部品交換が必要になることがあるため、状態をよく確認しましょう。
また、保証付きの中古車を選ぶことで、万が一の修理費用を抑えることができます。年式が古くても、しっかりとメンテナンスされている車両なら、安心して長く乗ることができるでしょう。
セレナ C26 は何年落ちが狙い目?価格と性能のバランス
セレナ C26 を購入する際、7年〜10年落ち(2013年〜2016年式) のモデルが狙い目です。この年式の車両は、装備が充実しているにもかかわらず、中古価格が手頃になっているため、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
7年〜10年落ちのメリット
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後期型が選べる
- 2013年以降の後期型なら、デザインが洗練され、安全装備も追加されている
- 2015年11月以降のモデルなら、エマージェンシーブレーキが全グレード標準装備
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価格と装備のバランスが良い
- 2024年時点で、7年〜10年落ちのセレナ C26 は100万円前後 で購入可能
- 新車時の半額以下で購入できるが、装備は十分に使いやすい
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走行距離と状態のバランスが取れている
- 7年〜10年落ちの中古車は、走行距離5万km〜8万km程度 のものが多く、まだ長く乗れる状態のものが多い
- 10万kmを超えると消耗部品の交換が必要になるため、それ以下のものを選ぶのが理想
5年落ち(2018年式以降)のモデルも検討対象
もし予算に余裕があるなら、5年落ち(2018年式以降) のC27型も候補になります。最新の安全機能や燃費性能が向上しており、さらに長く乗ることができるでしょう。ただし、C26型と比べて価格が高めなので、コストを抑えたい場合は、7年〜10年落ちのC26型がベストな選択肢となります。
選ぶ際の注意点
- 修復歴のある車は避ける:価格が安くても、事故車は後々のトラブルの原因になりやすい
- 整備記録がしっかりしている車を選ぶ:オイル交換や車検の履歴が確認できるものが安心
- 走行距離10万km以上の車は慎重に:消耗部品の交換が必要になるため、購入前にメンテナンスの状況を確認
このように、セレナ C26 を購入するなら、7年〜10年落ちの後期型が最もお得で、性能と価格のバランスが取れた選択肢となります。
セレナ C26 の中古が安い理由とは?価格が下がる要因
セレナ C26 の中古車は、他のミニバンと比較しても手頃な価格で購入できることが多いです。その理由はいくつかありますが、主に モデルチェンジによる価値の低下、流通台数の多さ、経年劣化による市場価値の変動 などが影響しています。
1. モデルチェンジによる価値の低下
セレナは現在、C28型(2022年~) が最新モデルとなっています。そのため、C26型はすでに2世代前のモデルとなり、中古市場では価格が大きく下がっています。
特に、C27型(2016年〜2022年)が流通し始めてから、C26型の価格は急落しました。これは、新しいモデルが出ると古いモデルの需要が下がるため、自然な価格の推移といえます。
2. 流通台数が多い
セレナ C26 は、販売台数が非常に多いモデルです。特にファミリー層に人気があり、新車販売時にも多くの人が購入したため、中古市場にも大量の車両が流通しています。
中古車市場では、供給が多い車種ほど価格が下がる傾向にあります。そのため、セレナ C26 は他のミニバンに比べて値下がりしやすいのです。
3. 経年劣化と走行距離による影響
C26型は、すでに10年以上経過したモデルも多く、経年劣化による部品の摩耗やメンテナンスの必要性 が出てきます。
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エンジンやオルタネーター(発電機)の劣化
- 10万kmを超えると交換が必要なケースが多く、修理費用がかかる可能性がある
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塗装の劣化や内装の傷み
- 特に「パールホワイト」は塗装剥がれの報告が多い
こうした経年劣化が見られると、車両の価値は下がりやすくなります。そのため、中古価格が安くなっているのです。
4. 燃費や安全性能が最新モデルに劣る
C26型は、S-ハイブリッドによる燃費向上があるものの、最新のハイブリッド車(e-POWER搭載モデル)と比べると燃費が劣る ため、燃費性能を重視する人には敬遠されることがあります。
また、安全性能の面でも、後期型でエマージェンシーブレーキが搭載されているものの、C27型以降の「プロパイロット」などの先進運転支援機能と比べると物足りない と感じる人もいるため、中古車の需要が低くなっています。
中古車を安く買うためのポイント
価格が安い理由を理解した上で、できるだけ状態の良い中古車を選ぶためには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 後期型を選ぶ(2013年12月以降のモデル)
- 走行距離が10万km未満の車両を探す
- 整備記録がしっかりしている車を選ぶ
- 保証付きの中古車を選ぶ(アフターサービスが充実している店舗を利用)
こうしたポイントを押さえることで、安くても質の良いセレナ C26 を手に入れることができます。
このように、セレナ C26 の中古車価格が安いのは、モデルチェンジや流通台数の多さ、経年劣化による市場価値の変動が主な要因です。しかし、適切に選べば、価格以上の満足度を得られる車両も多いため、中古車購入の際は慎重にチェックするとよいでしょう。
セレナ C26 にある隠し設定!便利機能を紹介
セレナ C26 には、通常の設定メニューでは見つけにくい「隠し設定」と呼ばれる便利な機能がいくつか搭載されています。これらを活用することで、より快適に車を利用することが可能です。
1. ドアミラーの自動格納設定
通常、ドアミラーは手動で格納する仕様になっていますが、設定を変更することでドアロック時に自動で格納されるように変更できます。
設定方法(車種や年式により異なる場合があります)
- 車の電源をONにする
- ステアリング左側のスイッチを操作し、メニューを開く
- 「車両設定」→「ドアミラー設定」に進む
- 「オート格納」をONに設定
この機能を有効にすると、駐車時のミラー格納忘れを防げるだけでなく、狭い駐車スペースでもミラーを傷つけるリスクを減らせます。
2. アイドリングストップのデフォルトOFF設定
セレナ C26 にはアイドリングストップ機能が搭載されていますが、毎回エンジンをかけるたびに手動でOFFにしなければならない仕様です。しかし、隠し設定を活用すれば、デフォルトでOFFに設定できます。
設定手順(ディーラー対応の場合もあり)
- 診断機(OBD2スキャナー)を使用して設定を変更
- 一部のモデルでは、カスタムメニューからアイドリングストップの動作を変更可能
この設定を変更すると、エンジンをかけるたびにアイドリングストップを解除する手間がなくなります。ただし、燃費の向上というメリットもあるため、自分の運転環境に応じて設定を検討すると良いでしょう。
3. オートライト感度の調整
セレナ C26 のオートライトは、周囲の明るさによって自動的に点灯します。しかし、「少し暗くなっただけで点灯してしまう」または「暗くなっても点灯しない」といった問題が発生することがあります。
この設定を調整することで、オートライトの点灯タイミングを自分好みに変更可能です。
設定方法
- 車両設定メニューを開く
- 「ライト設定」→「オートライト感度調整」に進む
- 「弱・標準・強」などの選択肢から適切なレベルを選ぶ
この設定を変更すると、無駄な点灯を防げるだけでなく、バッテリー消費の節約にもつながります。
4. シフトインジケーター照明の明るさ調整
夜間走行時、シフトインジケーター(シフトレバー周辺の表示)の明るさが強すぎて気になることがあります。実は、この明るさは調整可能です。
設定方法
- ステアリングスイッチで「ディスプレイ設定」に進む
- 「インジケーター照明」項目を選択し、明るさを調整
夜間の運転時に眩しさを抑えたい場合、この設定を変更すると快適に運転できます。
これらの隠し設定を活用することで、より便利で快適なカーライフを送ることができるでしょう。
セレナ C26 の欠点とは?注意すべきポイント
セレナ C26 は、ファミリー層を中心に高い人気を誇るミニバンですが、一方でいくつかの欠点や注意点も存在します。特に、中古車を購入する際には事前に確認しておきたいポイントがあります。
1. オルタネーターの故障リスク
セレナ C26 では、オルタネーター(発電機)の故障が比較的多い と言われています。
オルタネーター故障の症状
- バッテリー警告灯が点灯する
- 走行中にエンジンが止まる
- 電装系の動作が不安定になる(ライトが暗くなる、ナビが落ちるなど)
特に10万km以上走行した車両では、オルタネーターの交換が必要になることがあるため、中古車購入時には交換履歴を確認するのがおすすめです。
2. 塗装剥がれの問題
特定のボディカラー(特にパールホワイト)では、塗装が剥がれやすい という報告があります。
長期間屋外駐車している車両では、紫外線や雨風の影響でボンネットやルーフの塗装が劣化しやすく、見た目の劣化が進みます。
対策方法
- 定期的にワックスやコーティングを行う
- 屋根付きの駐車場やカーポートを利用する
- 塗装の状態が良い車両を選ぶ
特に中古車を購入する際は、塗装の状態をよくチェックし、剥がれが目立つ場合は再塗装のコストも考慮しておく必要があります。
3. スライドドアの不具合
電動スライドドアは便利な機能ですが、モーターやワイヤーの劣化により動作不良が起こることがあります。
スライドドアの故障症状
- ドアが開閉しづらい
- 開閉時に異音がする
- ボタンを押しても反応が遅い
修理費用は10万円以上かかることもあるため、購入前にスライドドアの動作確認をしておくと安心です。
4. 燃費性能は最新モデルと比べると低い
セレナ C26 の燃費は、S-ハイブリッドモデルでも 16.0km/L(JC08モード) ですが、最新のC27やC28のe-POWERモデル(20km/L以上) と比べると劣ります。
特に、市街地走行では10km/L前後になることもあるため、燃費を重視する人はハイブリッドモデルを選ぶか、最新モデルの検討も必要です。
5. エンジンの加速が鈍い
C26型は、排気量1997ccのNA(自然吸気)エンジンを搭載していますが、車両重量が重いため加速が遅い と感じることがあります。
特に高速道路の合流時や坂道走行では、アクセルを深く踏み込む必要があり、パワー不足を感じる場面があります。
これを改善するためには、CVTのオイル交換を定期的に行う ことで、スムーズな加速が可能になります。
まとめ
セレナ C26 には、オルタネーターの故障やスライドドアの不具合、燃費の面でいくつかの欠点があります。しかし、事前にこれらのポイントを確認し、メンテナンスをしっかり行えば、長く快適に乗り続けることが可能です。特に中古車を購入する際は、これらの注意点を踏まえて慎重に選ぶことが重要です。
セレナ C26 に乗ってる人の口コミ・感想レビュー
セレナ C26 は、ファミリー向けのミニバンとして長年人気を集めています。実際に所有している人の口コミをもとに、良い点や気になる点をまとめました。購入を検討している方は、実際の使用感を参考にしてみてください。
1. 良い口コミ・満足しているポイント
① 室内が広く、ファミリーカーとして使いやすい
- 「子どもがいるのでスライドドアが便利。車内も広く、チャイルドシートをつけても圧迫感がない。」
- 「3列目までしっかり使える広さがあり、長距離ドライブでも快適。」
セレナ C26 は、ミニバンクラスの中でも室内空間の広さが特徴的です。特に、小さな子どもがいる家庭では、スライドドアや広々とした車内が好評です。
② シートアレンジが多彩で使い勝手が良い
- 「2列目のシートをスライドすると、子どもが3列目に移動しやすい。」
- 「荷物が多いときは3列目を収納して、大容量のラゲッジスペースを確保できる。」
シートアレンジの自由度が高いため、用途に合わせて調整できる点が評価されています。特に、アウトドアや旅行で荷物が多い家庭には便利です。
③ 燃費が意外と良い(S-ハイブリッド)
- 「ハイブリッドほどではないけど、S-ハイブリッドの燃費は思ったより良い。」
- 「街乗りで10km/L前後、高速では15km/Lくらい走るので、ミニバンとしては満足。」
S-ハイブリッドモデルは、燃費性能が向上しているため、ミニバンとしては比較的経済的に乗れるという意見もあります。
④ 運転しやすく、小回りがきく
- 「見晴らしが良く、車体の大きさの割に運転しやすい。」
- 「最小回転半径が小さいので、駐車場での取り回しが楽。」
車高が高く視界が広いため、運転しやすいと感じる人が多いです。また、小回りがきくので狭い道でも扱いやすい点が評価されています。
2. 気になる口コミ・改善してほしいポイント
① 加速がもたつく
- 「出だしが遅く、合流や坂道でパワー不足を感じる。」
- 「CVTの特性なのか、踏み込んでも加速がスムーズではない。」
セレナ C26 は2.0LのNA(自然吸気)エンジンを搭載しており、特に高速道路の合流や坂道ではパワー不足を感じることがあります。
② 風切り音やロードノイズが気になる
- 「高速走行時の風切り音が大きい。静粛性はもう少し欲しい。」
- 「ロードノイズが気になるので、タイヤを交換したら少し改善した。」
長距離ドライブでは、風切り音やロードノイズが気になるという口コミもあります。静粛性を求める人は、タイヤの選び方や遮音対策を検討すると良いでしょう。
③ 電動スライドドアの故障がある
- 「スライドドアの開閉が遅くなったり、途中で止まることがあった。」
- 「モーターの修理費が高額だったので、定期的なメンテナンスが必要。」
セレナ C26 の電動スライドドアは便利ですが、経年劣化によるモーターやワイヤーの不具合が発生しやすい点が指摘されています。
④ 塗装剥がれの報告がある
- 「ホワイト系のボディカラーの塗装が剥がれてきた。」
- 「特に屋外駐車だと、ルーフやボンネットの塗装が劣化しやすい。」
特にパールホワイトの塗装剥がれが起こりやすいとの声があります。長く乗る場合は、ガレージ保管や定期的なコーティングを推奨します。
3. 総評:セレナ C26 の口コミを踏まえた評価
《メリット》
✔ 広々とした室内空間でファミリーカーに最適
✔ シートアレンジが多彩で使い勝手が良い
✔ 小回りがきき、運転しやすい
✔ S-ハイブリッドの燃費はミニバンとしては優秀
《デメリット》
✖ 加速がもたつくことがある
✖ 高速走行時の風切り音やロードノイズが気になる
✖ 電動スライドドアの不具合が発生しやすい
✖ ホワイト系のボディカラーは塗装剥がれに注意
セレナ C26 は、特にファミリー層やアウトドア派のユーザーにおすすめ できるミニバンです。広々とした車内や使い勝手の良さが評価される一方で、加速や静粛性には少し物足りなさを感じることもあります。
購入を検討している方は、口コミを参考にしながら、状態の良い中古車を選ぶことがポイントです。
メモ
- 前期型は2010年11月~2013年11月、後期型は2013年12月~2016年8月に販売
- 後期型はフロントデザインが変更され、Vモーショングリルを採用
- ヘッドライトは後期型で上下二段構造に進化し、視認性が向上
- 前期型にはなかったエマージェンシーブレーキが後期型で追加
- 後期型では車線逸脱警報(LDW)が搭載され、安全性能が強化
- 燃費性能はS-ハイブリッドモデルが2012年から導入され、後期型でも継続
- 前期型はシンプルなデザインのテールランプ、後期型はより洗練されたデザイン
- 価格は前期型の中古車が安め、後期型は装備の充実度からやや高価
- 一番人気のグレードはハイウェイスター S-ハイブリッドで、デザインと燃費のバランスが良い
- 最上級グレードのハイウェイスター Gはクルーズコントロールや高級内装を装備
- 後期型の2015年以降モデルは安全装備が全グレード標準化され、おすすめ度が高い
- 中古市場ではC26型の流通量が多く、価格が下がりやすい傾向にある
- 電動スライドドアは便利だが、経年劣化による故障が発生しやすい
- 加速性能は全体的に控えめで、特に前期型はパワー不足を感じることがある
- 後期型はよりモダンなデザインと安全性能が求められるユーザーに向いている